
前回のブログNO223.『攻撃的』な『コミュニケーション』とはまでで『アサーション(アサーティブ)』ではないコミュニケーションの2種類についてご説明をしました。
『アサーション』な『コミュニケーション』とは、自分の気持ちと考えを大切にしますが、それと同時に相手の気持ちと考えも尊重しながら、コミュニケーションをしようとするので、『自他尊重のコミュニケーション』と呼ばれています。
今回は、『アサーション』な『コミュニケーション』について以下の流れでカウンセリングクリエイトハートがお話していきます。
カウンセリングクリエイトハートで心理カウンセリングを受けられる相談者様へ
以下の内容は読まなくてもいいです。
正直、思考だけで理解しようとしても負担が非常に大きくなるからです。
無理に《分かろう》として『いばらの道』に進んでいって欲しくないからです。
是非、心理カウンセラーを【信頼】して試しにある程度身を委ねてみてください。
全てを理解できなくてもできるだけ効果的にできるだけ効率的にできるだけ確実性を高めてナビゲートしていきたいと考えております。
1.『アサーション』の意味
『アサーション』は、直訳だと『主張』、『断言』という意味になりますが、心理学的には、『自他尊重の自己表現』という意味になります。
なので、「話す」と「聴く」の『相互交流』、「話す」と「聴く」の『相互作用』の両方が含まれます。
お互いに理解し合うためには、『話し合う』、つまり、『お互いに話し合いやすい雰囲気を作り、意見を言い合う』というのは、とても大切なことです。
これは、『交流分析』の『対話分析』とつながります。
ですが、実は、『話し合い』よりも『聴き合い』の方が『良好な人間関係を構築』できるのです。
つまり、お互いが『聞き上手』の方が『良好な人間関係を構築』できることになります。
ここで注意して見てもらいたいのが、『聴』という字です。
『聴』という字は、『耳』と『目』と『心』という字で構成されています。
つまり、『聴く』というのは、『耳で相手の言葉をよく聞き』、『目で相手の様子や反応を良く見て』、『心で相手の心情を想像し、心で相手の心情を察して』、『相手のことを思い聴くこと』や『相手のことを思い優しく聴き出すこと』をいいます。
そのためには、『共通感覚』を養っていく【行動】を実際の『現実の世界』の中でおこなっていき、相手の『非言語的メッセージ』に『気づく』ことができる《感覚》や《スキル》を身につけていくことが大事です。
その行動は、『相手への好意の配慮』です。
そうすれば、相手も『あなたへの好意の配慮』をしてくれるでしょう。
それは、『譲る』という要素も加わるとなおいいでしょう。
少なくても、あなたのその行動に対し、悪意のある言動をすることはないでしょう。
これは、『返報性の法則』につながります。
- 好意の返報性
- 悪意の返報性
- 譲歩の返報性
- 自己開示の返報性
『アサーション』は、あなたの『安心と安全の欲求』を満たしてくれるものなのです。
それだけではなく、『アサーション』は、相手の『安心と安全の欲求』を満たします。
『マズローの欲求5段階説』より、お互いの『安心と安全の欲求』を土台に『所属』が生まれます。
逆に言うと、あなたが『安心と安全の欲求』を満たせていても、相手が『安心と安全の欲求』を阻害されていたら、『所属』はいつか崩壊します。
『アサーション』をおこなっていくには、強い『怒り』などの【ネガティブな感情】に支配されず、あなたの【気分・感情】が落ち着いている必要があります。
どうしても、『尊敬』や『信頼』できない相手と無理に関係を深める必要はありません。
ただ、『尊敬』や『信頼』できる相手に強い『怒り』などの【ネガティブな感情】を向けた言動をしてはいけません。
今現在が『安心・安全』であることをしっかり把握し、強い『怒り』などの【ネガティブな感情】が出ないようにする術を身に付ける必要があります。
『アサーション』が目指す『目標』は、アドラー心理学でいう『相互尊敬・相互信頼』の関係です。
一方的に話すことばかりしていても、あなたの中にあるものは何一つ一切変わることはないでしょう。
もし、あなたが《成長》していきたいのであれば、まず相手の存在全てを自分の中に『受容』していくイメージで、たくさんのことを評価せずに『追加』していってください。
ただ、『お互いに聴き合うこと』は、あなたの中にあるものが増えたり、あなたの中にあるものが刺激を受けて発展する可能性があります。
お互いに教え合い、受容し合う関係で、あなたの世界も相手の世界も広がっていきます。
これは、『ジョハリの窓』の『解放領域を広げていくコミュニケーション』となります。
そして、これは、『自己開示の返報性』につながります。
つまり、『アサーション』は、人のためではなく、社会のためではなく、結果的に自分自身をより良くするためのものなのです。
『アサーション』をおこなっていくと、アドラー心理学でいう『共同体感覚』がだんだんと身についてきて、『好循環』や『正の相乗効果』を産み出していくでしょう。
『共同体感覚』は、一言では説明しきれないのですが、『あなたがいるから、私がいる』という《全体性》の一部としての『感覚』です。
『共同体感覚』は、「人間社会で追及していくべき永遠のテーマである」とカウンセリングクリエイトハートは考えます。
『コミュニケーション』というものは非常に多くの『目的』のために使われます。
「情報を知るため」、「自分の意思を伝えるため」、「自分の要求を伝えるため」、「相手の気持ちを知るため」…
このように非常に多くの『目的』のために使われる『コミュニケーション』ですが、もし、カウンセリングクリエイトハートの心理カウンセラーが相談者様に「コミュニケーションとは一言で言ったら何のためにおこなわれるものですか?」という無茶ぶりをされたとします。
そうしたら、迷わずこう答えるでしょう。
コミュニケーションとは、『お互いの欲求を満たし合うため』におこなわれるものです。
そうでなければ、人は未来につながる循環的な可能性を感じませんし、誰か一人だけが得をするコミュニケーションは必ずいつか『断絶』するからです。
『知識』は一つ一つ知っていても本当の意味での深い理解は得られません。
より深く理解していくためには『知識』を何に使うかという『目的』をしっかり持って、自分の生活の中で使える『知恵』を自ら創り出し、実際に『行動』を起こして《流れ》を創り出していくことが大事です。
そうすると『無意識』があなたの『意識』の外でそれらをつないでいって《感覚》や《スキル》にしていくための手伝いをしてくれます。
※カウンセリングクリエイトハートの心理カウンセラーは『知識』を思い出して使うというよりも、『知識』が《感覚》になっているため、《瞬間的》に出てきます
2.意見が違う相手にも、自主的な発言を推奨するのが『アサーション』
『アサーション』ができている状態のことを『アサーティブ』と言います。
『攻撃的』な自己表現と『アサーション』の明確な違いは、相手にもアサーティブに発言できるようにすることです。
一言で、『アサーティブ』と言っても、幅広いレベルのものがあります。
例えば、『相手が話をしてきたことを聴くこと』から、『相手が意見を言えるように聴き出すこと』、もっと言うと、『多くの人が自由に意見を言いやすい環境づくりをする』など、幅広いレベルの『アサーティブ』があります。
ただ、『アサーティブ』をおこなっていき、相手が意見を言ってくるようになると、乗り越えるべき問題が現れてきます。
それは、お互いの意見が違うことによる葛藤です。
その場合、『お互いに納得がいくように話し合いを重ねられる術』と『アサーティブに会話を継続することが出来る【気分・感情】のコントロール能力』が必要になるとカウンセリングクリエイトハートは考えます。
場合によっては、お互いにゆずったり、ゆずってもらったりすることも必要になってくるでしょう。
どうしてもゆずれない部分がある場合、ゆずっても大丈夫な部分はゆずって、どうしてもゆずれない部分をゆずってもらうことも有効な手段の1つでしょう。
もしかしたら、どうしてもゆずれない部分をゆずるよう要求される場合もあるかもしれません。
その場合は、細分化をおこない、ゆずれない部分の中で、ゆずれない部分とゆずれる部分を分けてみることを、感情的になって『攻撃的』な自己表現にならず、冷静に考えてみましょう。
感情的になり、冷静さを失うと、適切な思考もできなくなってしまいます。
『怒り』の【感情】を使わなくてもいいように、『許容範囲』を広げていくことも常日頃意識しましょう。
『怒り』の【感情】は『返報性の法則』より、問題しか産み出しません。
3.『アサーション』には、『相乗効果(シナジー)』を生み出す効果がある
『アサーション』により、他者の意見を聴くことは、『気づきの幅』を広げていきます。
『気づきの幅』が広がってくると、『問題を回避』できる可能性が高くなっていきます。
それは、『気づく力』が付くということです。
4.『気づく力』、『感じる力』、『行動する力』による『相乗効果(シナジー)』
『気づく力』が付くと、『思考』や『気分・感情』の『感じる力』も幅広くなり、強化されていきます。
そうすると、『行動する力』も幅広く、強化されたものになって、より『アサーティブ』な行動ができるようになり、『問題を解決する』ことができるようになってきます。
これは、『気づく』、『感じる』、『行動する』の3段階の連携による《柔軟性の能力》と言えるでしょう。
カウンセリングクリエイトハートはこの《柔軟性の能力》を最大限得られるようにACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)を活用して、独自で創り出した『モード切替』の心理カウンセリングにより、『意識』の4%内だけでなく、『無意識』の96%も最大限活用した《最高の柔軟性の能力》を目指したカウンセリングをおこなっております。
『問題を解決する』ことができる《柔軟性の能力》を身につけることができたら、周りの人達も『アサーション』により、自分の意見を主張でき、他者の意見を聴くことができるようにしましょう。
そうすると、周りの人達も自分のように『アサーティブ』になり、『気づく力』、『感じる力』、『行動する力』が付いてくるといった『好循環』が産まれます。
そうなると、お互いに力をつけた状態で『共同作業』がおこなわれるようになり、新しいもの創造していくことができ、お互いの『共同体感覚』が高まってくると、『相乗効果(シナジー)』が現れるようになります。
『相乗効果(シナジー)』を産み出すコミュニケーションがあるべきコミュニケーションの形であるとカウンセリングクリエイトハートは考えます。
※『気づく力』、『感じる力』、『行動する力』の理論は、カウンセリングクリエイトハートが独自で創り出した理論となります
人が抱えている問題のほとんどは人間関係によるものが多いです。
カウンセリングクリエイトハートは『アサーション』なコミュニケーションで人間関係を良好にし、『相乗効果(シナジー)』を生み出していくよう心理カウンセリングをおこなっています。
カウンセリングクリエイトハートのアサーションのコミュニケーションのご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO221.アサーションのコミュニケーション
次回のブログNO225.『道具的コミュニケーション』と『自己充足的コミュニケーション』ー『目的』による分類で、道具的か自己充足的かの目的に分けたコミュニケーションについてカウンセリングクリエイトハートがご説明いたします。