
前回のブログNO129.子どもの希望を叶えられない時の対処法で子どもが現実的に難しいことをお願いしてきた時は、頭ごなしに叱らない、共感する、共同作業をすることをカウンセリングクリエイトハートはお伝えしました。
この流れを創り出していくために重要となるのが『相互尊敬』と『相互信頼』という関係性です。
今回のブログから、『アドラー心理学の相互尊敬・相互信頼と課題の分離のご説明』についてカウンセリングクリエイトハートがご説明していきます。
『アドラー心理学の相互尊敬・相互信頼と課題の分離のご説明』のブログ構成は以下の通りです。
- 『アドラー心理学の相互尊敬・相互信頼のご説明』
- NO130.『相互尊敬』と『相互信頼』[今回のブログ]
⇒記事本文はこちら
- NO130.『相互尊敬』と『相互信頼』[今回のブログ]
- 『アドラー心理学の人それぞれの課題、課題の分離、共同の課題のご説明』
※このブログでは、親子関係においての『課題の分離』についてお話していますが、『課題の分離』の理論は全ての人間関係に通じる理論となります
『相互尊敬』と『相互信頼』
『アドラー心理学』では、『相互尊敬』と『相互信頼』という関係性を大切にしています。
今回のブログは、『相互尊敬』、『相互信頼』それぞれについてカウンセリングクリエイトハートが以下でご説明いたします。
1.尊敬と尊重の違い
- 尊重…相手を自分より劣ったものとみなし、その上で相手を認めること
- 尊敬…相手を自分と同じ価値を持つ人間として重んじること
相互尊敬
お互いに存在していること自体が価値があると認め合っている状態
※『個体としての存在』はあくまで一個人の範囲の中での存在であり、『人間関係の中での存在』は何かしらの『ストローク』を受けるため周囲の人達の存在や所属の存在がなければ決してありえない
2.信用と信頼の違い
- 信用…信じてよい根拠がある時だけ相手を信じること(条件付き)
- 信頼…相手がどんな行動をしても、根拠なく信じること(無条件)
相互信頼
お互いに根拠を求めることなく継続的に信じ会えている状態
カウンセリングクリエイトハートは、『相互尊敬』、『相互信頼』はある意味『アドラー心理学の集合体』が結果として形になったものだと考えます。
『信用』は『条件つき受容』、『信頼』は『無条件受容』に当たります。
カウンセリングクリエイトハートでは、自分の中だけで作った思考を過信し、現実の中に自分を置いて、感覚を使って気づく、感じることをせずに思考の世界の中に継続的に閉じこもり続けている方を『思考の世界の住人』と表現します。
その『思考の世界の住人』の方がついつい陥りやすい悪いケースは「自分が分からないものはその存在を認めない」ケースです。
ご自分自身が「分かる」《感覚》や《能力》がないのに、相手が自分に「分かる」ように言葉で説明できないのが悪い、または、そのように相手に捉えられる行動をし、分からないものはないものと捉えて自分の中からその存在を排除する【姿勢】です。
あくまで自分基準で『受容』するかどうかを決めるコミュニケーションを遮断する『壁』を自ら作り出す【姿勢】です。
『存在』するかどうかは、決してあなたの『思考』の中で決定されるものではありません。
『受け入れる』という【姿勢】を示さなければ、「自分が正しいことが決定しているなら全部ご自分でやってください」と相手が思っても仕方がないでしょう。
『相互尊敬』・『相互信頼』のコミュニケーションの循環を普段からおこなっている【行動習慣】がなければ、その関係は『悪化』するか、最悪いつかは『断絶』します。
厳しい現実を言うと、言っても『受け入れる』ということすらできない人に対しては、人は何も言わずに離れていきます。
それは、誰もが『選択的行動』をおこなうことができるからです。
『返報性の法則』より、同じものが返ってきます。
あなたが相手を受け入れるという『事実』がないのであれば、相手もあなたを受け入れるという『事実』を作り出したいとは思わないのです。
そうならないためにも、普段から『言語的コミュニケーション』だけでなく、『非言語コミュニケーション』もおこなっていける《感覚》や《能力》を磨いていく【行動習慣】が必要であるとカウンセリングクリエイトハートは考えております。
あなたが欲しい『事実』があるのであれば、あなたが必要な【行動】をおこない、そのために必要な『事実』を『現実の世界』の『時の流れ』の中に「刻んでいく」必要があるのです。
厳しいことを言うと、必要なタイミングを逃し、「いつかやろうと思っていた」というのは通用しません。
メラビアンの法則により、『言語』で得られる情報量はたったの7%、視覚や聴覚から気づける『非言語』で得られる情報量は93%もあります。
厳しいお話をしますが、人は《感覚的》に『非言語』で気づける方、感じ取れる方を『選択』します。
なぜなら、全てを『言語』に置き換えをして伝えるのは非常に労力がいることであり、『非言語』で気づくこと、感じ取ることがほとんどできなかった場合、あまりにも時間がかかり、あまりにも労力を使うからです。
「できないから仕方がない」というのは自分都合の考え方であり、『気づく力』、『感じる力』、『行動する力』などの《感覚》や《能力》は必要不可欠なものであり、今現在それが充分になかったとしても自分の《感覚》や《能力》を磨いていこうという《姿勢》は最低限、必要です。
『受け入れる』と『取り入れる』は段階が違います。
いきなり『取り入れる』力が今のあなたになかったとしても、最初の段階では【保留】にし、『受け入れる』べきでしょう。
「今の自分には分からない」、「今の自分には合わない」からと言って相手が自分のためにしてくれたアドバイスを『受け入れなかった』場合の「相手の表情」や「相手の様子」などの『非言語』にできるだけ早く気づける、感じ取れる《能力》を身につけ、『現実の世界』の『時の流れ』の中で自分の《感覚》で『軌道修正』していける《能力》を身につけましょう。
そのためカウンセリングクリエイトハートは、相談者様の『思考の世界』の中での《分かる》を目指すのではなく、『共通の世界』である『現実の世界』の中での《できる》を目指す心理カウンセリングをこなっていきます。
3.『相互尊敬』、『相互信頼』の要素(一部)
など
今までのブログでお伝えしてきたことを振り返り、ご自身やご自身の周りにあてはめて考えられるのも良いかもしれません。
『相互尊敬』、『相互信頼』のコミュニケーションの例は以下のブログを参考にしてください。
カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO105.アドラー心理学を日常生活に取り入れてみましょう!!
次回のブログNO131.アドラー心理学、『親の課題』と『子どもの課題』、『課題の分離』についてで、子育てでも友人関係でも会社での関係でも人間関係を良好に保つためのアドラー心理学の理論である『課題の分離』についてカウンセリングクリエイトハートがご説明していきます。