
前回のブログNO130.アドラー心理学の『相互尊敬』と『相互信頼』で、お互いがお互いに『存在』を認め合い、お互いがお互いのために『存在』していく、決して自分の『思考』に中に相手の『存在』を収めようとしない『相互尊敬』と『相互信頼』の関係の構築についてカウンセリングクリエイトハートがご説明いたしました。
今回のブログから、『アドラー心理学の人それぞれの課題、課題の分離、共同の課題のご説明』について入っていきたいと思います。
- NO131.アドラー心理学、『親の課題』と『子どもの課題』、『課題の分離』について[今回のブログ]
⇒記事本文はこちら - NO132.アドラー心理学、『子どもの課題』に親が手を出すデメリットについて
- NO133.アドラー心理学、親子関係で何を『共同の課題』と捉えるか①
- NO134.アドラー心理学、親子関係で何を『共同の課題』と捉えるか②
- NO135.アドラー心理学、親は子供から『共同の課題』を持ちかけられた時、どのように向き合えばいいか
人それぞれの『課題』、『課題の分離』、『共同の課題』とは
それでは、今回のブログでは、人それぞれの『課題』、『課題の分離』、『共同の課題』についてカウンセリングクリエイトハートがお話をしていきたいと思います。
※『課題の分離』の理論は人間関係全般に通じる理論となります
ついつい親は、子どもに何かあった時に『親が責任を持って、助けてあげないと』と思って、先回りして、手を出してしまうものですよね。
もちろん、子どもは発展途上であり、親の助けがなければ生きていけません。
しかし、その責任、『アドラー心理学』では、『課題』という表現が使われますが、その『課題』を全て親が背負ってしまっては、逆に子どもの健全な成長に悪影響を与え、『依存状態』や『共依存状態』になりかねません。
親と子の『課題の分離』というものが必要になります。
また、『課題の分離』により、子どもは『自立』していきますし、『課題の分離』があまりされていないと、お互いに感情的に自分が自由と思っているものを守るために衝突する場面が多くなります。
例えば、子どもが勉強しない、成績が悪いとします。
親は、子どもの将来が心配で、いろいろ言うとは思いますが、それは結局は『子どもの課題』であり、子どもの人生なのです。
極端な例を挙げると、ニュースであったと思いますが、学業のことで、父親が子どもを刺し殺しましたよね。
子どもの人生なのに・・・
また、『課題の分離』をおこなうと、『課題(責任)の範囲』が決まってきます。
そうなると、本来、自分の『課題(責任)の範囲』からもれて、他者に迷惑をかけるということも無くなります。
例えば、夫婦の問題ですね。
カウンセリングクリエイトハートは、正直、お母さんが自分の不満を共感してもらいたいという個人的な欲求のために、お父さんの悪口を子どもに言っては絶対ダメだと思っています。
子どもには、関係ないこと(『課題』の範囲外)ですし、夫婦の『課題』と関係のない子どもにお父さんが嫌われる可能性があり、お父さんも迷惑します。
それは、お父さんとお母さんとの間にある『共同の課題』であり、夫婦で話をしなければ解決しないのです。
重要キーワード
- 子どもの課題
- 親の課題
- 共同の課題
これは、親子関係だけでなく、夫婦関係、家族関係、恋人関係、友達関係、会社や仕事関係でも通じることです。
以下に『課題の分離』の重要なチェックポイントを示します。
- 人の『選択の自由』、『人権』を侵害しない
- その人が持つべき『責任』を明確にする
- その人の『意思』や『人生』を尊重する
(他者はその人の『人生』に対し一生責任を持つことができない) - その人に『成長』する機会を与える
カウンセリングクリエイトハートは、是非、この機会に皆様の家でも『重要キーワード』を参考にして、『課題の分離』を検討されてみるのも良いかと思います。
人は『焦りの感情』などが固定的に継続的に維持され続けると『般化』という大きな括りでまとめてしまう性質があります。
人間の『認知』というものはついつい『焦りの感情』により『般化』されるため、カウンセリングなどにより、『認知』を『分離』し、必要な新しいものを『追加』し、組み立て直していく『認知再構成法』が必要となってきます。
『課題の分離』に限らずいろいろなものに対し、冷静になり、落ち着いて物事を『分離』していくことが大事であり、カウンセリングクリエイトハートは実際の心理カウンセリングでも相談者様と共同作業で『分離』していくことをおこなっております。
アドラー心理学の相互尊敬・相互信頼と課題の分離のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO130.アドラー心理学の『相互尊敬』と『相互信頼』
カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO105.アドラー心理学を日常生活に取り入れてみましょう!!
次回のブログNO132.アドラー心理学、『子どもの課題』に親が手を出すデメリットについてで、分かりやすく言うと、子どもの『意思』を無視した『余計なおせっかい』によるデメリットについてカウンセリングクリエイトハートがご説明いたします。