
前回のブログNO144.『アドラー心理学流』望ましい親子関係の構築のポイント②までで、アドラー心理学を分かりやすい形で主に子育てや子どもの教育の実践、親子関係の構築の実践でカウンセリングクリエイトハートはお話をしてきました。
アドラー心理学の最も重要な手法『勇気づけ』については、皆様にご理解していただけたのではないかと思います。
今回のブログからは、アドラー心理学(理論編)というテーマで『アドラー心理学の5つの理論、勇気、共同体感覚、共通感覚』の少し難しいお話をカウンセリングクリエイトハートはしていきたいと思います。
- NO145.アドラー心理学(理論編)[今回のブログ]
- NO146.アドラー心理学の5つの理論 1.自己決定性
- NO147.アドラー心理学の5つの理論 2.目的論
- NO148.アドラー心理学の5つの理論 3.全体論
- NO149.アドラー心理学の5つの理論 4.認知論
- NO150.アドラー心理学の5つの理論 5.対人関係論
- NO151.アドラー心理学の勇気の3つの要素
- NO152.アドラー心理学の勇気のある人と勇気のない人の違い
- NO153.アドラー心理学の『共同体感覚』について
- NO154.アドラー心理学の5つのベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)
- NO155.アドラー心理学、コモンセンス(共通感覚)を養う
今回のブログは、アドラー心理学の5つの理論、勇気づけ、共同体感覚の理論についてご説明いたします。
1.アドラー心理学の5つの理論
①人生は自分が主人公(自己決定性)
- 人は環境や過去の犠牲者ではなく主人公、誰に対しても悲劇のヒーロー、ヒロインであることを主張する必要性はない
- 自ら運命を創造する力があり、プロセスはいつでも自分の力で創り出すことができ、それだけでもすでに結果を出していることになる
- 行動を起こすことそれ自体が結果であり、自ら「できない」と言って可能性を否定しなければ、自分の意思のみで自分の行動を選択できる潜在能力を持っている
※ブログNO146.アドラー心理学の5つの理論 1.自己決定性を参照
②人の行動には目的がある(目的論)
- 大切なのは『過去の原因』ではない
- 『未来の目標』を見据えている人間の行動には、『その人自身の意思を持った目的』がある
※ブログNO147.アドラー心理学の5つの理論 2.目的論を参照
③人は心も身体を結びついたたった一つの存在(全体論)
人は心の中が矛盾する生き物ではない、全ては自分の中だけで完成させている
※ブログNO148.アドラー心理学の5つの理論 3.全体論を参照
④誰もが自分だけの認知のメガネを通してものを見ている(認知論)
人は、自分の『主観(認知)』を通して物事を把握している
※ブログNO149.アドラー心理学の5つの理論 4.認知論を参照
⑤人の行動・感情には相手がいる(対人関係論)
人のあらゆる行動は、相手役が存在する(想像の世界(過去の想起、未来の予想)を含む)対人関係である
※ブログNO150.アドラー心理学の5つの理論 5.対人関係論を参照
それでは、そのほかのアドラー心理学の理論、『勇気づけ』と『共同体感覚』について以下で説明いたします。
2.勇気づけ
- 困難を克服する活力を与えること
- 『ほめる』ことでも『激励する』ことでもない
- 元気な人をより元気にするだけでなく、うつ状態などの人に活力を与えることができる
アドラー心理学の5つの理論を元に『勇気づけ』の技法を活用する
勇気づけのブログの構成は以下の通りです。
3.共同体感覚
- その人それぞれほ家族や地域、職場などの中での、『所属感』・『共感』・『信頼感』・『貢献感』を総称したもの
- 精神的な健康のバロメーターでもある
- 『共同体感覚』を維持していくためには、『5つのベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』や『共通感覚』の理論について知る必要があります
アドラー心理学の『重要な価値観』として、『共同体感覚を高めること』を『教育』や『カウンセリング』の『目標』としている
共同体感覚のブログの構成は以下の通りです。
カウンセリングクリエイトハートが以上のアドラー心理学の5つの理論、勇気づけ、共同体感覚より実際の心理カウンセリングで取り入れているポイントを以下でご説明します。
- 相談者様に対して、過去を変えようとするのではなく、まずは現実の世界の中で『自分で決定できる行動』を起こしていただく実践行動重視のカウンセリングをおこなっていく
- 衝動的な欲求や自分のやり方に飛びついたり、欲求の綱引きをするのではなく、心理カウンセラーと設定した『共通の目的』に向かって行動していただく
- 意識、無意識に関わらず、自分の『行動』は自分でおこなっているため自分で『責任』を持っていただく
- 思考は思考にしか過ぎず、「確かなもの」は『現実の世界』の中にしかない
- 現在の現実の世界の中でしっかりと心理カウンセラーと関わっていただき、過去の誰かと重ね合わせた不適切な行動に対しては毅然とした態度で臨む
- 『困難を克服する活力』を与えるよう自発的な行動をサポートする心理カウンセリングをおこなっていく
- 「自分さえ良ければいい」、「今さえ良ければいい」という『共同体感覚』のない欲求に対してはサポートしないと毅然とした態度で臨む
カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO105.アドラー心理学を日常生活に取り入れてみましょう!!
それでは、次回のブログNO146.アドラー心理学の5つの理論 1.自己決定性でアドラー心理学の5つの理論の一つ『自己決定性』についてカウンセリングクリエイトハートが詳しくご説明いたします。