NO174.アドラー心理学、親の子どもへの悪いしつけ方はどういうものか

前回のブログNO173.アドラー心理学、親の接し方により、子どもの一生のライフスタイルが決定するで、親の接し方を基にして、子どもは自分がどのような役割を果たしていくべきなのかを感じ取り、それにより子どものこれからの人生の土台となるライフスタイルが形成されていくことをカウンセリングクリエイトハートはご説明いたしました。


今回のブログは、アドラー心理学の親の子どもへの悪いしつけ方はどういうものかを知っていくために以下の流れで進めていきます。

アドラー心理学の親の子どもへの悪いしつけ方はどういうものか

※ただ、今回のブログの内容は人間関係全般に通じるものであります

1.親の子どもへの悪いしつけ方のチェック表

今回のブログは、子どもをお持ちの親御様に、子どもに対して悪いしつけをしていないかご自身でチェックできるようにカウンセリングクリエイトハートはチェック表を作りました。

以下のチェック表で、自分がおこなったことがある行動をチェックしてみてください。

□子どもを甘やかしている
□過保護になっている
□力を見せつけ、一切反抗できないようにしている
□子どもを拒否する
□子どもが失敗した時に、親が「自分がいないとダメだね」という態度をとり、後始末をする
□子どもに対し、高すぎる理想を求めている
□しつけの言動が一貫していない
□子どもの失敗などに対し、悲しんだり、落胆した姿を見せる
□誰かと比較し、競争するようにあおる
□子どもが表出している感情を否定する

どうでしょうか?

皆様は、いくつチェックがつきましたか?

以上の親の行動は子どもに悪影響を与えるものです!!

では、それらが、どのように、子どもに悪影響を与えるのか以下でカウンセリングクリエイトハートが解説していきます。

2.『親の子どもへの悪いしつけ方』と『子どもに与える悪影響』

『親の子どもへの悪いしつけ方』には、以下のものがあります。

では、その『親の子どもへの悪いしつけ方』により『どのように子どもに与える悪影響を及ぼすか』以下でカウンセリングクリエイトハートがご説明いたします。

①子どもを甘やかしている

子どもは欲求のかたまりです(欲求は行動の原動力となるため、それ自体は悪くはない)。
歯止めが利かなくなり、自己中心的で、わがままな子に育ち、社会に出てから苦労するようになります。
現在だけではなく、未来も考えたしつけが大切です。

②過保護になっている

子どもは、何をやっても、どういう状況でも、親が助けてくれると思い込み、責任感のない子になってしまいます。
子どもの一生を親は面倒を見れません!!
子どものしつけは過保護ではなく、子どもに結果を体験させることが大事です。

③力の差を見せつけ、一切反抗できないようにしている

世の中は力で支配するものだと思い込み、どんなに理不尽な人でも強ければ従い、弱者を支配するようになります。
アサーションなコミュニケーションでお互いに話し合いやすい雰囲気を作り、意見を言い合える関係を構築して、子どもが攻撃的なコミュニケーションを親の真似をしておこなわないようにしつけをしていきましょう。

④子どもを拒否する

子どもにとって、親に拒否されることは、本能的に死を意味します。
自分の存在自体が価値がないと思います。
子どもの一生に強力な悪影響を与えますので、ご注意ください。

⑤子どもが失敗した時に、親が「自分がいないとダメだね」という態度をとり、後始末をする

「自分はダメな子なんだ」と思い込んでしまいます。
親の言動は、子どもに強い影響を与えます。
そして、いつまでも自信を持てなくなります。
『アドラー心理学』では、『失敗』は『チャレンジの証』、『学習のチャンス』です。

⑥子どもに対し、高すぎる理想を求めている

親の期待に応えれないと思った時、親に注目してもらうため、親の期待とは逆の行動をとるようになります。
絶望してしまうような高すぎる理想はかえって子どもの成長を阻害します。
子どもができることから順番にサポートして、自分に可能性が感じられる『自己効力感』を高めてあげましょう。

⑦しつけの言動が一貫していない

子どもは、親を絶対的に信じ、親の言うことが絶対だと思います。
そこで、親が一貫性のない行動をとると人間不信になってしまいます。
例え、子どもであっても基本的な姿勢は、冷静的、客観的、論理的な姿勢であり、お互いに信頼できる人間関係の構築に必要です。

⑧子どもの失敗などに対し、悲しんだり、落胆した姿を見せる

「親を悲しませてしまった自分はダメな子だ」と感じ、自分に失望します。
子どもは親に見放されることを何よりも恐れ、そのような対応は悲しみや不安などの『強い負の感情』を生起させ、この『エピソード記憶』は『強い負の感情』と強く結びついて、子どもの心に深く刻まれます。
このような経験を元に子どもは『罪悪感』を感じて生きていくことになります。

⑨誰かと『相対比較』し、『競争』するようにあおる

誰かと『相対比較』し、ダメ出しをして子どもの能力を伸ばすというやり方ばかりするのは子どもを不幸にしていきます。
そうすると、子どもは『競争』に勝つためには、手段を選ばないようになり、友だちを蹴落としてでも勝とうとします。
『相対比較』、つまり、『相対評価』でマイナス要素ばかりを言うことは、この世の中には上には上が常にいますので、子どもはいつまでもマイナス要素を抱え、それを必死に無くすことばかりを考え、過度な『競争』をあおることになり、いつまでも自分を『肯定』することができず、子どもを精神的に追い込むことになります。
だから、子どもは誰かとの比較による『相対評価』ではなく、その子が持っているものに対する『絶対評価』でほめてあげると安心してのびのびと成長していくことができます。

⑩子どもが表出している感情を否定する

感情は出てきてしまうもので、理屈で否定できないものです。
感情を否定すると、感情という信号を出さなくなり、不満が爆発することも考えられます。
子どもの表出している感情だけを否定して終わっていては、子どもは感情を持ってはいけないと考えるようになるでしょう。
感情を否定するのではなく、物事のつながりや他者の感情や都合など、点から線、線から方向性につなげていけるよう教えることを省かないことが大切です。
子どもの希望を叶えてあげられない場合は、まず子どもの感情を受け止めることから始めましょう。

カウンセリングクリエイトハートからのアドバイス

以下のポイントに注意して子育てをしていただければと思います。

  • 子どもはいつか巣立っていくことを計画に入れ、子どもの《成長》をサポートするため、子どもの『意思』を尊重する
  • 「あなたのことを思って…」というのは親の感情、子どもの『前向きな感情』を養ってください

※ブログNO53.お父さん、お母さん、子どもがいつか巣立っていくことを計画に入れていますか?を参照

カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学の望ましい親子関係のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO173.アドラー心理学、親の接し方により、子どもの一生のライフスタイルが決定する

カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO105.アドラー心理学を日常生活に取り入れてみましょう!!


次回のブログNO175.アドラー心理学の望ましい親子関係とはで、今回のブログの『親の子どもへの悪いしつけ方はどういうものか』を踏まえて、ご自身が『望ましい親子関係』を作り出しているかチェックしてみましょう。

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