NO165.アドラー心理学の人間関係でもめてしまった時の対処法

前回のブログNO164.アドラー心理学のコミュニケーション上手になるコツ(聴き上手)は、『きく』ことの種類や聴き上手になるためのコツをご説明しました。


今回のブログは、アドラー心理学の人間関係でもめてしまった時の対処法(人間関係でもめないための事前の対処法)についてカウンセリングクリエイトハートがお話いたします。

人は、人生の中で多少なりとも人間関係の悩みはあるものです。

どのような人でも、好きな人、普通の人、嫌いな人が、2:6:2、または、2:7:1といった割合で存在します。

嫌いな人は10%か20%は必ずいるのです。

アドラー心理学の人間関係で苦しいと思った時の対処法

アドラー心理学の人間関係で苦しいと思った時の対処法には、以下の4つがあります。

それでは、以下にアドラー心理学の人間関係で苦しいと思った時の4つの対処法についてカウンセリングクリエイトハートが詳しく説明します。

1.『重大な問題』か『些細な問題』かに分けて捉える

  • 『重大な問題』=生きていく上で必要不可欠な問題
    (生命、財産、身体に害を及ぼす要因など)
  • 『些細な問題』=生きる上でどうでもいいこと

些細な問題は世の中に多い問題であり、複雑であるため、悩み出すと深みにはまっていってしまいます。
また、些細な問題で怒り、それを表したり、それに対し何か行動すると争いが生まれ、争いはどんどん大きくなっていってしまいます。

2.『事実』と『意見』を分けて捉える

『事実』と相手個人の『意見』を分けて捉える習慣をつけましょう。

以下の例で、『事実』と相手個人の『意見』を分けて考えてみましょう。

(例)

「あなたは最低な人ね。私はずっと待っていたのに飲み会に参加するなんて。どうせ私より仕事の方が大切なんでしょ。がっかりしたわ!」

  • 『客観的事実』は、「私は待っていた」、「相手は飲み会に参加した」ということだけ
  • 「私より仕事の方が大切」というのは『事実』ではなく、主観的な推測による『意見』
  • 「最低」、「がっかりした」も『主観的な意見』

とにかく、冷静に、落ち着いて、感情的にならずに、自分や相手の中にあるものを『事実』と『意見』に分けることが大事!!

カウンセリングクリエイトハートからのアドバイス

『認知論』から考えた場合、人間はそもそも『事実』を全て知ることができない性質がありますので、『事実』を印籠のように突きつけることは控えた方がよいでしょう。

※ブログNO249.ストレスを感じるプロセスの構成を参照

3.『最悪な事態はまずない』と開き直る

人間は何か問題があり、考え出してしまうと、考えが複雑に枝分かれしたり、どんどん細かく考えて、深みにはまってしまうことがよくあると思います。

例えば・・・

  • 「昨日のプレゼン、あれでよかったのかな?」
  • 「課長は何も言ってなかったけど、あそこの部分、つめが甘かったかもしれない・・・」
  • 「そういえば、2年前のプレゼン、大失敗して、課長にすごく怒られたな・・・」
  • 「また今回もそうなるのか・・・」
  • 「もう憂鬱な気分になってきた」

以上のような例は、ほとんどが、ただの『妄想』であり、『現実』に起きていないことです。

『妄想』は『妄想』にしかすぎません。

カウンセリングクリエイトハートからのアドバイス

このような時は、『もっと大きな事態』で考えて、
どっちにしても、人生が終わることはない!!
そのように考えましょう!!

4.『怒りの感情をコントロール』する

些細な問題に対しては、相手の怒りに引っ張られず、冷静に対応する

相手に怒りをぶつけられると、思わずこちらも怒りで応戦したくなると思います。
そのようなときは、一呼吸してこう捉えましょう。

  • 攻撃的に怒りをぶつける人は、何かを恐れている臆病者です
  • その恐れを表明する手段として怒りを使っているのです

あなたが、怒りを返せば、相手はますます恐れを強め、あなたに反撃してきます。
そのような時は、こう対処しましょう。

  • 心理的、物理的に距離を置いて、冷静に対応する

あなた自身が怒りの感情を抱いてしまった時

「本当はどうしたいの?」、「それよりも得することは何?」という『目的』や『建設的な欲求』に『注目』する

人は怒った時、その感情をみさかいなくぶつけることが多いものです。

そして、その結果、争いに発展してしまいます。

カウンセリングクリエイトハートからのアドバイス

怒りの感情が湧いた時は、「本当はどうしたいのか?」、「それよりも得することは何?」という『目的』に『注目』を切り替えることにより、冷静になり、論理的、客観的に考えることができるようになり、【建設的な行動】ができるようになります。

アドラー心理学の人間関係で苦しいと思った時の対処法はカウンセリングクリエイトハートが実際の心理カウンセリングでも活用しています。

カウンセリングクリエイトハートにおいては、『負の感情』をぶつけ自分の思い通りの《流れ》にしようとする【行動】は絶対にNGとさせていただきます。

カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学の人間関係の構築のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO161.アドラー心理学の『ライフタスク』とは?

カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO105.アドラー心理学を日常生活に取り入れてみましょう!!


次回のブログNO166.アドラー心理学、人間関係がうまくいく秘訣は適切な距離をとることでは、人間関係を良好に保つためには適切な心理的な距離が必要であることをカウンセリングクリエイトハートがご説明いたします。

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