
今回のブログからは、カウンセリングクリエイトハートが使用する高度なカウンセリング技術、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)についてお話していきたいと思います。
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は以下のブログ構成でご説明していきます。
- NO261.ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)[今回のブログ]
- NO262.ACTの6つのコアとなるセラピー・プロセス
- NO263.ACTの『問題を回避』するセラピー・プロセスの効果の内容
- NO264.ACTの心理カウンセリングの全体の流れ
- NO267.【状況】を変化させる【行動】を起こし、【状況】を変えて前進する
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は『行動療法』であり、ACTで重要なことは何よりも優先して【とにかく行動を起こすこと】です。
イメージ的にご説明すると、【行動】から【行動】に次々つないでいき、『ポジティブ感情』を維持しながら、《柔軟》に《ルート》を調整していくことで『思考』や『感情』を総合的に調整していく《感覚》や《スキル》を身につけていく心理療法です。
【行動】を起こしながら、『思考』していってもいいです。
1.ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の重要なポイント
それでは、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の重要なポイントについて以下でご説明していきます。
1.『人生』という最も大きな括りで『価値感』に基づいた【行動】を起こす
- 人生において何に一番『価値感』を感じているのか?
- 自分にとって本当に大切なもの(『正の欲求』)は何か?
- 自分は何に対し、一番ポジティブな【気分・感情】になるのか?
- 人生において何を一番大切な大きな『目標』として『正の欲求』で【行動】していきたいか?
- 人生の中でどのような『価値感』を持って、どういう『生き様』を示していきたいか?
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)では、『人生』という最も大きな括りで、最も大切な『価値感』に基づいて、重要な『欲求』を行動に向かうベクトルである『動機』に変化させ、ポジティブな【気分・感情】で『心のエネルギー』を注ぎ込み、人生において一番大切な大きな『目標』に向けて、【行動】していけるよう心理カウンセリングを進めていきます。
2.『継続的』で『意識的』な【行動】をし続けること自体が重要である
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は『行動療法』であり、【行動を起こすこと】で始まる心理療法です。
なので、【行動】に焦点を当てて、ACTは進行していきます。
【行動】が進まないようであれば、それは、そもそも設定した『目標』が自分にとってポジティブなものではないため、【行動】を起こせない、【行動】を継続できない状態になっていると思われます。
その場合は、『目標』をポジティブな【気分・感情】、ポジティブな【思考】になるものにする必要があります。
そして、その『目標』に向かって、『意識的』に『積極的』に、どんどんポジティブな【行動】をする『計画』を立てていき、ポジティブな【行動】をどんどんおこなっていって、『成功体験』を獲得していき、『自己受容感』、『自己効力感』、『自己肯定感』をどんどん『追加』していけるよう心理カウンセリングをおこなっていきます。
3.ACTの過程で、今現在『自分がコントロールできないもの』は、とりあえず受け入れてしまう(『受容』)
今現在『自分がコントロールできないもの』にずっと【注目】していては、いつまでも『思考』が邪魔して【行動】自体を積み重ねていくことができません。
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の一番の『目的』は、今自分が全力で【注目】していることとは関係がないように思われることでも、とにかく【行動】すること自体を積み重ねていくことにあります。
そのため、ACTは、今現在『自分がコントロールできないもの』は、とりあえず受け入れてしまう(『受容』)方向に進行し、『自分がコントロールできるもの』に対する【注目】のパーセンテージを上げていき、『自分がコントロールできるもの』をどんどん【行動】していきます。
そうやって、自分を『分離』し、『無意識的』な『感情』によりいきなりすぐに切り離して捨てることができなかったとしても、その途中過程として、一旦置いておいて(アクセプタンス)、違う自分を試しにやってみることから始めていきます。
そのように、『自分がコントロールできるもの』をどんどん【行動】していくことで、ポジティブな【気分・感情】、ポジティブな【思考】をどんどん得ていけるように、一つの【思考】に支配されない、もしくは関係がない『新しい自分』をどんどん『追加』していくように心理カウンセリングを進行していきます。
『現実の世界』には《流れ》や《タイミング》があります。
現在『自分がコントロールできないもの』に対してずっと【注目】していても、なかなか『欲求』が満たされずに『欲求不満』となっていきますが、それでもなお【注目】し続ける【行動】に『固着』し続け、【ネガティブ感情】を投資し続ければ、「こんなに強い感情を持っていて、こんなに努力しているのだから欲求が満たされないはずがない」という人間がよく陥ってしまうパターンの『錯覚』を起こしていくでしょう。
そういう場合は、『チャンクアップ』して、『自分がコントロールできるもの』に【注目】を切り替え、『自分がコントロールできるもの』に向かっていくように実際に【行動】を起こしていけば、『モード切替』を起こしていけるようになります。
そうしていくことで、柔軟に『総合的』に自分を【注目】することができるようになり、『総合的』な『自己受容感』、『自己効力感』、『自己肯定感』という《感覚》をどんどん『追加』していきます。
「この行動が私の目指している結果に辿りつくの?」と思われることもあるかもしれませんが「この行動をおこなっても特に大きな問題はない」と思ったら、延々と『思考』せずに、「よし、やってみよう!!」と考え、一刻も早く『まず小さな第一歩』を踏み出してください。
「この行動が最終的に何につながるの?」という疑問ももしかしたらある程度あるかもしれませんが、ここが心理カウンセラーの頑張り所です。
《感覚》が【変化】していく『体験』ができるようナビゲートいたします。
とにかく【思考】よりもどんなに小さいことでも【行動】を起こしていくこと!!
『今自分ができないこと』は一旦置いておいて、【今行動するべきこと】を「したい」と思って、意識的に【ポジティブ感情】を創り出して【行動】を起こしていくこと!!
カウンセリングクリエイトハートの心理カウンセリングを受けている間は、その【行動】がこの先何につなげていけるかの『計画』や【思考】は心理カウンセラーを信頼してある程度委ねていただければと思います。
2.ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は『行動の宣言』が必須
カウンセリングクリエイトハートは、より効果的、より効率的、より確実性が高い質の高い心理カウンセリングを実際におこなっていくため、何よりも『チームプレイ』による『共同作業』を重視しています。
そのために必要なことを順番に考えていきましょう。
- 『チーム』を継続するためには『共同作業』が必要である
- 『共同作業』をおこなっていくには『共通の目的』が必要である
- 『共通の目的』に向かって行くためには『共通の認識』となるものが必要である
- 最も確かな『共通の認識』となるものは『現実の世界』のものである
- 『現実の世界』で確かに相手が認識できるように『行動の宣言(パブリック・コミットメント)』をおこなう必要がある
『思考の世界』の中での「やろうと思っていた」というのは『共通の認識』にはならず、『チームプレイ』にはなりません。
『チームプレイ』をおこなっていくためには、しっかりと自分の外の世界に『意識』を向けなければいけません。
『行動の宣言(パブリック・コミットメント)』をしても、もしかしたら体調不良により思ったとおりに行動ができなかったり、もしかしたらショックな出来事があって充分努力して行動ができないこともあるでしょう。
それは、私も分かっているので安心して下さい。
だから、何も心配せず、思い切って『行動の宣言(パブリック・コミットメント)』をしてください。
そして、ご自分が実際におこなった【行動】の『プロセス』と『結果』をそのまま言っていただければいいです。
相談者様のその『行動の宣言(パブリック・コミットメント)』に合わせて、必要な『知識』や『知恵』を与えたり、その【行動】を『補助』いたします。
ただ、心理カウンセリングの土台となるものは、『相互尊敬・相互信頼の関係』なので、決して『嘘』や『ごまかし』がないようよろしくお願い申し上げます。
カウンセリングクリエイトハートの心理カウンセリングのご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO205.やる気を起こすパブリック・コミットメント
次回のブログで、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の重要な柱である『ACTの6つのコアとなるセラピー・プロセス』についてカウンセリングクリエイトハートがご説明していきます。