NO168.外発的動機づけの賞罰がもたらす問題点

前回のブログNO167.人を動かす動機づけの方法で動機づけには、外発的動機づけと内発的動機づけがあり、外発的動機づけには賞と罰があることをご説明しました。


今回のブログは、外発的動機づけの賞と罰にはどのような問題点があるのかカウンセリングクリエイトハートがお話していきたいと思います。

『動機づけ』するために、『外発的動機づけ』の『賞』や『罰』を使用するということは、昔からの習慣で、現代でも、会社や教育現場などでおこなわれがちだと思われます。

しかし、『外発的動機づけ』の『賞』、『罰』の問題点をしっかりと把握しておく必要があると思います。

以下で、『外発的動機づけ』の『賞』、『罰』の問題点を示します。

1.外発的動機づけの賞罰の問題点

  • 賞罰を与える人と与えない人を区別して顔色をうかがうようになり、態度を変えるようになる
  • 賞罰を与える人の感情に左右され、一貫性がなくなる可能性がある
  • 賞罰を受けている人が、賞罰を与える人の評価ばかりを気にし、仲間との間で競争が起こる
  • 賞罰は、同程度のものが続くと、効果が弱まり、どんどん過激にしていかないと効果がなくなっていく
  • 賞罰は、それを得ようとしたり、それを免れようとして、受けては手段を選ばず、不適切な行動を起こしやすい。また、それを監督する側の仕事量が増える

2.外発的動機づけの賞の問題点

  • 賞を与える人と与えない人によって、受け手は態度を変えるようになる
  • 賞がなくなると行動しなくなる傾向がある
  • 賞はエスカレートさせていかないと効果が弱まるため、歯止めが利かなくなる
  • 賞を得たいがために不適切な行動を招く可能性がある
  • 賞は過剰な競争を招きやすく、集団の協調性がなくなっていく

3.外発的動機づけの罰の問題点

  • 罰する人が常にいなければ、不適切な行動をする
  • 罰だけでは、適切な行動が何なのか分からない
  • 罰も賞と同じく、エスカレートさせていかないと効果が弱まるため、歯止めが利かなくなる
  • 罰は、相手の勇気をくじき、消極的、依存的にしていく
  • 罰を与えると、当人を憎むようになり、関係が悪くなる
カウンセリングクリエイトハートからのアドバイス

『外発的動機づけ』の『罰』は相手を支配する行動なので論外、『賞』も相手を《肯定》するのにはいいですが、相手が《自立》して自分の人生を自分で創り出していく行動を起こして欲しい場合には、あまり多用すべきではありません。

そういう意味では、結果に対して点で捉えがちになる《自己肯定感》よりも《自己効力感》の方が大事であるとカウンセリングクリエイトハートは考えております。

カウンセリングクリエイトハートは相談者様に《自立》して自分の人生を自分で創り出していけるよう心理カウンセラーは《自己効力感》を感じていけるよう『内発的動機づけ』を用いて心理カウンセリングをおこなっています。

カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学の動機づけの活用方法のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO167.人を動かす動機づけの方法

カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO105.アドラー心理学を日常生活に取り入れてみましょう!!


次回のブログNO169.アドラー心理学の相手を説得する方法で、人を説得する手順とその例をカウンセリングクリエイトハートがご説明いたします。

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