NO143.『アドラー心理学流』望ましい親子関係の構築のポイント①

ブログ143

ここまでのブログで、『アドラー心理学』、特に親子関係における『アドラー心理学』の知識や知恵を学んできました。

今回のブログでは、『アドラー心理学流』望ましい親子関係の構築のポイントというタイトルで、ここまでの総まとめ的なポイントをカウンセリングクリエイトハートがご説明したいと思います。

『アドラー心理学流』望ましい親子関係の構築のポイント

①『相互尊敬』、『相互信頼』し合っていること

親と子が双方向的に尊敬し、信頼し合っている関係性。
この関係性が全ての土台であり、最も大事にすべきことです。

②親子は『横の関係』であること

親子関係が『横の関係』でないということは『上下関係』であるということ、『上下関係』であるということは『支配関係』であるということ。
『横の関係』でなければ、子どもは親に何も話せなくなり、『自閉的』になってしまいます。

③『失敗』という『結果』をとがめず、『長所』を見つけて、認める

『失敗』というのは『過去』のこと。
『未来志向』で、子どもの『長所』を見つけ、『長所』を伸ばしてあげる方が、効果的であり、効率的です。

④子どものあるがままを受け入れ、親の個人的な価値観や欲求などであるべき姿を押し付けない

人間にはいろいろな『個性』があってあたりまえです。
それに大抵の場合、絶対に悪い、全体に正しいというものはありません。
『リフレーミング』の所でも学んだ通り、物事には必ず複数の面があり、良い面が必ずあります。

⑤兄弟やよその子と『比較』をしない

『比較』は『相対評価』であり、否定される時が必ず存在し、『自信』を失くしていきます。
そうではなく、『絶対評価』で、その子なりの『個性』を認めて、『勇気づけ』しましょう。

⑥子どもに、『責任』を持たせる『経験』をさせ、『訓練』をする

子どもは、いつか親から巣立っていきます。
子どもの『責任』は子どもが持たなければならない時が来るわけです。
なので、『計画的』に、『発達段階的』に『責任』を持たせ、『訓練』させる必要があります。

⑦叱らない。そのかわりに、『自然の結末』、『論理的結末』の技法を使う

『叱る』という行為は『外発的動機づけ』の『罰』にあたり、『アドラー心理学』ではNG。
そのかわり、『自然の結末』や『論理的結末』の技法を使い、子どもに『結末』を実際に『体験』させること。
そうすることで、その『結末』や『体験』から、『自立心』や『責任感』が生まれ、子どもの中で『内発的動機』が沸き上がってくるでしょう。

⑧良くない行動を繰り返す子どもは、『自信』や『勇気』を失った子供と捉え、『勇気づけ』をする

『負の注目』ばかりされていると、誰でも『自信』や『勇気』を失っていきます。
頑張っても、親の期待に応えることができないと感じたら、自分の『自己効力感』を満たすため、良くない行動で『負の注目』を集めようとします。
そうなった場合は、根気よく、子どもの『自信』と『勇気』を取り戻せるよう『勇気づけ』をしましょう。

関連ブログ

NO136.『支配する人』から『援助する人』になりましょう!!
今回はアドラー心理学の理論の一つ、『支配する人』から『援助する人』になるメリットを札幌カウンセリングクリエイトハートがご説明します。
NO137.人間は、『怒りの感情』を自分の意思で武器として使っている
今回のブログは、怒りの感情を相手にぶつけることのデメリットとその対処法を札幌カウンセリングクリエイトハートがお話します。
NO138.人間は失敗の経験によって成長する
今回は失敗をチャレンジの証、学習のチャンスと捉える考え方や相手が失敗した時にどう関わるとよいかを札幌カウンセリングクリエイトハートがお話します。
NO139.『短所』だと思っていたものが『長所』だと気づける『リフレーミング』
札幌カウンセリングクリエイトハートは実際のカウンセリングで『短所』を『長所』だと気づかせる『リフレーミング』を使用しています。
NO140.子育ては過保護・過干渉ではなく、『結果』を『体験』させる子育てを!!
今回はアドラー心理学の考え、子どもに自分で行動させ、結果を体験させる自然の結末と論理的結末を札幌カウンセリングクリエイトハートがお話します。
NO141.『自然の結末』と『論理的結末』の実践の注意点
今回は、アドラー心理学の『自然の結末』と『論理的結末』の実践の注意点を札幌カウンセリングクリエイトハートがご説明します。
NO142.子どもが成長する親子の話し合いのポイント
今回のブログは、『親子の双方的な話し合い』のコツやポイントを札幌カウンセリングクリエイトハートがアドバイスします。
NO144.『アドラー心理学流』望ましい親子関係の構築のポイント②
今回は、前回に引き続き、『アドラー心理学流』望ましい親子関係の構築のポイントを札幌カウンセリングクリエイトハートがお話します。