
前回のブログNO154.アドラー心理学の5つのベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)で、人にはそれぞれの『私的論理(プライベート・ロジック)』を持っていることをカウンセリングクリエイトハートはご説明いたしました。
『私的論理(プライベート・ロジック)』が何かのきっかけでゆがんでしまうと『ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』が生じ、自分や他者に悪影響を及ぼすことをお話ししました。
今回のブログでは、『ベイシック・ミステイクス(基本的な誤り)』のゆがんだ思い込みから抜け出すための3つの方法についてカウンセリングクリエイトハートがお話します。
まず、自分や周りの人達にとって健全かつ建設的で、現実に即した感覚のことをアドラー心理学では『コモンセンス(共通感覚)』といいます。
この『コモンセンス(共通感覚)』を養っていくことが、ゆがんだ思い込みを起こさないための方法と言えます。
心理学には、共同体感覚や共通感覚など『感覚』がつく言葉がたくさんあります。
カウンセリングクリエイトハートは、『感覚』というものは辿り着くものではなく、「人生の永遠の課題」であり、一生追求していくものであると考えております。
「未来にどうなりたいか」ということも大事ではありますが、「今この瞬間どうありたいか」ということもとても大事なことだとカウンセリングクリエイトハートは考えます。
『コモンセンス(共通感覚)』を養うには、普段から以下のことを意識することが必要です。
1.『コモンセンス(共通感覚)』を養う方法
- 他人の目で見る
- 他人の耳で聞く
- 他人の心で感じる
これを分かりやすく、もっと広い意味で言うと、『他者の存在そのもの全て』を自分の『想像の世界』の中に住まわせるということです。
それでは、以下にゆがんだ思い込みから抜け出すための3つの方法を記載します。
2.ゆがんだ思い込みから抜け出すための3つの方法
①「本当にそうなの?」と自分で自分を疑う
- 自分の中で、まるで自分を他人のようにみる冷静な自分を作り、疑問を投げ変え、会話する(セルフトーク)
- その自分の信念や思い込みの証拠や根拠を探し、そうではない証拠や根拠も探す
《全体性》の一部として『現実の世界』のものを捉える
②「また、やってしまっているな」と自覚する(自分の悪い思いこみのクセをを自ら認める)
- 自分自身で悪い思い込みだと自覚している場合、ついいつもと同じ悪い思い込みが出てきたら、自覚するクセを作り、自分自身に「また、やってるよ!!」という習慣を作る
《全体性》の一部として『共通の世界』である『現実の世界』の中で自分の【行動】をコントロールする
③「こうすればどうだろう?」と建設的に考える
- 自滅的な方向に考えがいきそうになったら、『結果』の方に注意を向けるのではなく、「何か良い方法はないか?」、「こうしたら、どうだろう?」と『方法』の方に意識を向け、建設的な考えを巡らせる
《全体性》の一部として『共通の世界』である『現実の世界』の中で『協力的』な【行動】を積極的におこなってサポートしてもらう
以上より、以下の3つの《行動習慣》を創り出していくことが大事であるとカウンセリングクリエイトハートは考えます。
- 『いつもと違うモード』で、自分の思考や感情を疑うセルフトークをおこなう
- 『いつもと違うモード』で、自分を客観視して悪いクセの行動を止める
- 『いつもと違うモード』で、「できない理由探し」ではなく、「できる理由探し」をする
以上の3つの《行動習慣》は実際に行動を起こしてやっていかなければできるようになりません。
いざ、実際に必要な時にできず、「分かっていたけれどやらなかった」でははっきり言って全く意味がないのでご注意ください。
厳しいことを言いますが、人はまず【行動】を見ていますので、上記のようなことを言っても「なぜ、分かっていたのにやらなかったの?」と《感覚的》に思うでしょう。
それであれば、『思考』に時間をかけるより、【行動】に時間をかけ、《感覚》で覚えていった方がいいでしょう。
これを実践していくことにより、『モード切替』の所でお話しした『落ち着いて最適な行動を起こし、何ひとつ無駄にはしないナンバー1の柔軟な方法で問題を解決できるようになるモード』があなたの中に追加されていくでしょう。
カウンセリングクリエイトハートでは、相談者様も《全体性》の一部であるため、まず個人の思考よりも『他者』や『現実』と調和できる『共通感覚』を身につけられるよう心理カウンセリングしていきます。
共同体感覚に関するアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO153.アドラー心理学の『共同体感覚』について
アドラー心理学の5つの理論、勇気、共同体感覚、共通感覚の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO145.アドラー心理学(理論編)
カウンセリングクリエイトハートのアドラー心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO105.アドラー心理学を日常生活に取り入れてみましょう!!
次回のブログNO156.アドラー心理学、『怒り』は何故、発生するのか?①は怒りの構造と目的についてカウンセリングクリエイトハートがご説明いたします。