
それでは、今回のブログで、前回のブログについて、例を挙げて、カウンセリングクリエイトハートがお話をしていきたいと思います。
子ども同士のけんかに対する親の対応
状況
状況お兄ちゃんと妹がリビングにいました。
テレビはついていて、妹はぬいぐるみで遊んでいました。
そして、お兄ちゃんが自分の見たいテレビアニメを見るためチャンネルを変えました。
その瞬間、妹は、「お兄ちゃんがテレビ見てたのに変えた!!」と言って大声で泣き始めました。
悪い例
- その泣き声に反応したお母さんは、お兄ちゃんだけに「お兄ちゃんでしょ!!妹に見せてあげなさい!!」と怒りました。
良い例
- お母さんはまず、妹に話を聞きます。
- 妹は「お兄ちゃんが勝手にチャンネル変えたの!!」と言いました。
- お母さんは「そうなんだ。わかったよ。お兄ちゃんの方ともお話してきてもいい?」と言います。
- お母さんは、次にお兄ちゃんと話をします。
- お兄ちゃんは「だって、テレビ見てないと思ったんだもん」と言いました。
- お母さんは、「わかったよ。それじゃ、お母さんも一緒にお話しするから〇〇(妹の名前)と一緒にお話ししよう」と言って、お母さんは客観的な立場で、3人とお話をします。
悪い例と良い例の違いと注意点
- 例えば、妹がテレビを見ていたとしても、お兄ちゃんは、妹がテレビを見ていたのに気づかなかったのかもしれません。
- お母さんのお兄ちゃんの話を聞かない一方的な叱責は、『行動』に対する注意ではなく、お兄ちゃんは【悪い子】という『レッテル貼り』をしているように受け止められ、『勇気くじき』となります。
- 悪い方の例だと、『経緯』、『プロセス』が分かりません。一部の『結果』だけで『思い込み』の行動をお母さんはとっている。
- そもそも妹はぬいぐるみ遊びに夢中で、テレビを見ていなかったかもしれません。
- ただ、両親の日頃の対応で、「泣けば何でも思い通りになる」という『悪い学習』をしているかもしれません。
- 妹だからと言って、『えこひいき』ばかりしてはいけません。
- あまり「お兄ちゃんだから、我慢しなさい」というようなことばかり言うのは、『心理学的子育て・教育』的に非常に良くないです!!
- お兄ちゃんも親の『愛着』を欲しがっています。健全な成長のためにもお兄ちゃんにも『愛着』を!!
解説
一見悪い結果に見えているものは、親が見ていないため知らない『事情』や『プロセス』がある可能性があります。
その『事情』や『プロセス』を十分知らないうちに、子どもを叱ってしまうのは、親として悪い対応です。
『けんか』は、大抵の場合、多少なりとも、お互いに非があるものです。
それを、一部の結果だけを見て、子どもを叱り、その『プロセス』について子ども達と話し合いをしないのは、子ども達の『学習のチャンス』を奪うことになります。
『結果』は、たまたまの場合や予想もつかないこともあります。
ですが、『プロセス』は、お互いに冷静に考え、改善方法を見つけていくことで、どんどん『学習』していき、お互いに『成長』していくことができるのです。
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