
このブログで、『アドラー心理学』の最も重要なスキル『勇気づけ』について、カウンセリングクリエイトハートがご説明してきました。
今回のブログは、事例を元に相手に対して、どういう言葉かけが『勇気づけ』になるのか、実際に考えていきましょう。
- ×:悪い例
- 〇:良い例
- ★:ポイント
例1.相手が元気のない様子の時
- ×:どうしたの?しっかりしなさい!!
- 〇:元気がないの?何かあったの?
- ★:×の対応では、詳細が分からずに終わってしまいます。
〇では、まず、相手の感情を確認し、そして、その原因について尋ね、『信頼』を得られる対応になっています。
例2.子どもの太郎君が、テストで100点をとって、喜んでいた時
- ×:すごいね。今度も100点とるんだよ。
- 〇:すごいね。太郎、勉強頑張っていたからだね。太郎が喜んでいるとお母さんもうれしい。
- ★:×は一見、何も悪くないように見えますが、『アドラー心理学』で見るとダメな対応です。
この対応だと100点をとったという『結果』だけをほめています。
『アドラー心理学』では『ほめる』ことは、あまり良いことと考えられていません。
これだと、子どもは、100点をとらないとほめられないと感じ、『ほめる』ことの効果も薄れたり、逆にプレッシャーを感じてしまいます。
〇は、勉強を頑張っていたという『プロセス』をほめ、その『結果』100点をとれたんだねという話をしているので、自分自身の中でやる気が湧いてきます。
これが、まさに『勇気づけ』です。
そして、お母さんは、太郎君が喜んでいる姿を見て、喜んでいます。
これを『共感』といい、『相互信頼関係』を築くには重要なことで、自発的にお母さんを喜ばせたいと考えるようになります。
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