NO192.助けて欲しい時は、助ける人を指名しましょう!!

前回のブログNO191.言葉だけでは相手に十分伝わらないで、人に何かを伝えるためには、言葉だけでは不十分で表情や声のトーン、実際に相手のためになることをするなど【行動】で示すことが必要であることをカウンセリングクリエイトハートはお伝えしました。


それでは、相手に情報や思いを伝えるコミュニケーションをおこなえば、それで良いのでしょうか?

いえ、相手や他者に何かをしてもらいたいのであれば、相手や他者が実際に行動を起こしてくれるようなコミュニケーションをおこなった方が確実性が高まります。

今回のブログは、助けてほしい時は、助ける人を指名しましょうというテーマでカウンセリングクリエイトハートがお話いたします。

1964年3月13日、アメリカのニューヨークである注目を集める事件が起きました。
その事件は、被害者の女性の名前から『キティ・ジェノバーズ事件』と言われています。
キティさんは、夜中に帰宅し、駐車場に車を止め、自宅に向かいました。
周りはマンションに囲まれた所です。
その時、不審な男が後をつけてきて、キティさんは警察に電話しようと電話ボックスに向いましたが、その男につかまって、ナイフで刺されました。
そして、キティさんは「助けて!!助けて!!」と大声で叫びました。
すると、真夜中でしたが、マンションの多くの部屋の明かりがつきました。
なんと、その事件を目撃した人は38人もいたのです。
しかし、誰も助けに出ず、自分に危険が及ばないはずの警察への電話も誰一人することはありませんでした。
キティさんに大声を出され、いったんはひるんだ犯人も、周りの人が助ける様子がないため、再び彼女を追いかけ、ついにキティさんは刺し殺されてしまいました。

当時、この事件は話題となり、「都会の人間は冷たいのではないか?」という声も挙がっていました。
この事件がきっかけとなり、どうして38人もの目撃者がいたのに誰一人助けるどころか、警察に電話をしなかったのか研究がおこなわれるようになりました。
その原因に心理学者のラタネは、『傍観者効果』が働いたのではないかと考えました。
『傍観者効果』とは、分かりやすく言うと「自分がやらなくても誰かがやるだろう」という他力本願の心理効果のことです。
38人という多くの目撃者がいたからこそ、『責任の分散』の心理効果が表れ、このようなことが起こったのかもしれません。

カウンセリングクリエイトハートからのアドバイス

これには対応策があります。
もし、自分が危険な目に合い、警察に電話して欲しい時や怪我をして救急車を呼んで欲しい時などは、「誰か助けて!!」ではなく、「そこのあなた、警察(救急車)に電話してください」と指名するのです。
誰かでは誰も動かない可能性があります。
ただ、誰かを指名してお願いすれば、その人は行動しない訳にはいかなくなるのです。

カウンセリングクリエイトハートの危機から抜け出すための心理学のご説明の最初のページ、目次をご確認される方は以下のリンクを押してください
NO185.落ち込んでしまった時は、とにかく外に目を向け、何でもいいので行動しましょう


次回のブログNO193.人の性格には4つの領域があるで、自分が知らないこと、相手が知らないことは必ずあり、『無知の知』を含めた『思考』や『計画』が現実的に必要であることをカウンセリングクリエイトハートがご説明いたします。

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