NO264.ACTの心理カウンセリングの全体の流れ

ブログ264

1.カウンセリングクリエイトハートの基本的なサイクル

LPDCAサイクル

カウンセリングクリエイトハートは、基本的に『LPDCAサイクル』でおこなっていきます。

①L(Learning):学習

心理カウンセリングを進行するために必要な『心理教育』や問題解決に必要な心理学などの『心理教育』を受け、『学習』します。

②P(Plan):計画

相互尊敬・相互信頼コミュニケーションで問題解決のための『目標』を設定し、『目標』を達成するための『具体的な実行内容』を『計画』します。

③D(Do):実行

ご自分の日常生活の中で、『計画』した内容に基づいて『実行』していき、『実行内容』と『実行結果』などを『実行記録表』に記入していきます。

④C(Check):評価(反省点の洗い出し)

相互尊敬・相互信頼コミュニケーションで『実行記録表』をベースに話をしていき、『実行した内容』の『評価(反省点の洗い出し)』をおこないます。

⑤A(Act):分析(改善方法の検討)

相互尊敬・相互信頼コミュニケーションで『反省点』について話をしていき、『分析(改善方法の検討)』をおこないます。

ここまでで、問題が解決されていれば終了、問題が解決されていなければ、『①L(Learning):学習』または『②P(Plan):計画』に戻り、反復して繰り返します。

2.ACTのサイクル

LPDCAサイクル

①L(Learning):学習

1回目
ACTの基本的な知識について『心理教育』を受け、『学習』します。

2回目以降
【状況】に合わせて必要な知識について『心理教育』を受け、『学習』します。

②P(Plan):計画

毎日、満たすべき『欲求』の『目標』を設定し、『目標』を達成するためご自分で日常生活の中で実行する『具体的な実行内容』を『計画』して、『計画書』に記入し、『スケジュール表』に記入します。

a.『価値(自分人生にとって何が価値があるのかを知っておく)』

自分の人生という大きな括りで『マズローの欲求5段階説』を元に、自分にとって『価値』のある『欲求』を『計画書』に記入する。

b.コミットされた行為(自分人生にとって価値がある行動を積み重ねていく)の『満たしていく欲求』の『目標』、【行動】と【想像】の『実行内容の計画』を『計画』する

自分の人生という大きな括りでポジティブで『価値』のある『欲求』に基づいて、『コミットされた行為』の具体的な『満たしていく欲求』の『目標』、【行動】と【想像】の『実行内容の計画』を『計画』し、『計画書』に記入する。

c.『「今、この瞬間」との接触(今、この瞬間のみに存在する)』の『満たしていく欲求』の『目標』、【行動】と【想像】の『実行内容の計画』を『計画』する

『計画』した『コミットされた行為』の中から、『「今、この瞬間」との接触(今、この瞬間のみに存在する)』をおこなう『コミットされた行為の内容』を選び、『計画』し、『「今、この瞬間」との接触(今、この瞬間のみに存在する)』の『目標』と【行動】と【想像】の『実行内容の計画』を『計画書』に記入する。

d.『脱フュージョン(違う存在の新しい自分で物事を捉える)』の『満たしていく欲求』の『目標』、【行動】と【想像】の『実行内容の計画』を『計画』する

『計画』した『コミットされた行為』の中から、『脱フュージョン(違う存在の新しい自分で物事を捉える)』をおこなう『コミットされた行為の内容』を選び、『計画』し、『脱フュージョン』の『目標』と【行動】と【想像】の『実行内容の計画』『計画書』に記入する。

e.『アクセプタンス(受け容れて、とりあえず置いたままにしておく場所を用意しておく)』

『アクセプタンス』は、特に『計画』はせずに、ネガティブな【思考】、ネガティブな【気分・感情】が出てきた時に、『「今、この瞬間」との接触』と『脱フュージョン』をおこなってしてください。
もし、ネガティブな【気分・感情】、ネガティブな【思考】などが現れたら、対処しようとせず、上記のことに【注目】してください。
『アクセプタンス』は、上記をおこなっていくことにより、自然とできるようになっていきます。
『アクセプタンス』をおこなった場合、その『実行内容』と『実行結果』を『実行記録表』に記入してください。

f.『文脈としての自己(違う存在の新しい自分で今までの自分を客観視する)』

これは、心理カウンセリング(認知行動療法など)に当たります。
なので、相談者様は特に『計画』したり、『実行』したりしなくていいです。

③D(Do):実行

ご自分の日常生活の中で、『計画』した内容に基づいて、『ACTのスケジュール表』を作成し、『実行』していき、『実行結果と変化』を『実行記録表』に記入していきます。
そうして、『時間の構造化』(行動の習慣化)をおこなっていきます。

《『実行結果と変化』の記入方法》

『五感(現実と想像)』、『思考(自動思考、セルフトーク、客観視した思考、想像、想起、予想)』、『気分・感情』、『行動(現実と想像)』、『身体反応(現実と想像)』の5つの要素をできるだけ入れて、『計画を実行した結果』と『変化』について記入してください。

a.『ACTのスケジュール表』を作成する(時間の構造化)

ご自分の日常生活の中で、『計画』した内容に基づいて、『コミットされた行為』、『「今、この瞬間」との接触』、『脱フュージョン』の『ACTのスケジュール表』を作成し、『時間の構造化』(行動の習慣化)をおこなっていきます。

b.実行

ご自分の日常生活の中で、『計画』と『ACTのスケジュール表』に基づいて、『実行』していきます。

c.『実行記録表』の記入

ご自分で日常生活の中でおこなった『実行結果と変化』について『実行記録表』に記入する。

④C(Check):評価(反省点の洗い出し)

相互尊敬・相互信頼コミュニケーションで『実行記録表』をベースに話をしていき、『実行内容』の『評価(反省点の洗い出し)』をおこないます。

⑤A(Act):分析(改善方法の検討)

相互尊敬・相互信頼コミュニケーションで『反省点』について話をしていき、『分析(改善方法の検討)』をおこないます。

ここまでで、問題が解決されていれば終了、問題が解決されていなければ『①L(Learning):学習』または『②P(Plan):計画』に戻り、反復して繰り返します。

当サロンは、ACTをおこなっていく上で、『価値のある欲求』=『あるべき欲求』×『したい欲求』であると考え、まず、『価値のある欲求』を設定していくようカウンセリングを進めていきます。

ある決まった『したい欲求』だけをずっと追い求めていくことは、『欲求』を固定的で限定的なものにしていきます。

そして、そのある決まった『したい欲求』だけをずっと追い求めていくと、その『欲求』は『無意識的な欲求』に変わっていき、ご自分でその『欲求』を『意識』でコントロールできなくなり、『したい欲求』は『しなければいけない欲求』であると思いこんでいくようになります。

その『欲求』は『過去の想像の世界』によって創り上げられた『欲求』ですが、それにより『現在の現実の世界』をないがしろにしてしまうようになってしまいます。

『現在』は、「人が行動によりコントロールできない物理的な時間の流れ」によって、『過去』になっていきます。

よって、『「今、この瞬間」との接触』をしっかりおこない、『過去の想像の世界』や『未来の想像の世界』の『想像の世界』と『現在の現実の世界』をしっかり区別しなければ、『現在の現実の世界』はないがしろにされ、自分の【行動】により《状況》を創り上げることができた『現在の現実の世界』は、「人が行動によりコントロールできない物理的な時間の流れ」により、『過去の世界』に移行し、「時の流れ」に関係なく、今まで持ち続けたネガティブな『過去の想像の世界』+追加されたネガティブな『過去の想像の世界』に継続的に苦しめられるようになっていきます。

当サロンは、『現在』と『未来』を大事にしていく『あるべき欲求』を≪今この瞬間≫から『したい欲求』であると思えるように、必ず【行動】に結びつけていき、ACTをおこなっていきます。