今回のブログは、ピントリッチの動機づけというテーマでカウンセリングクリエイトハートがご説明をします。
何らかの行動に対して、やる気にさせることを『動機づけ』といいます。
ピントリッチという学者は、『動機づけ』と『学校における学習に動機づけられる要因』を5つ示しています。
ピントリッチの『動機づけ』と『学校における学習に動機づけられる要因』
①子どもは、『達成目標』を持つことによって動機づけられる
これができるようになりたい、良い成績を取りたいという、自分自身の『欲求(動機)』による『達成目標』を持つことが学習への『内発的動機づけ』を高める
- どんなに小さなことでも『達成目標』を設定すると良い
- 挫折しそうになったら、『シェイピング法』により、『達成目標』を『分割』して、『より小さな達成目標』をを設定した方が『自己効力感』を『維持』できる
②子どもは、『自己効力感』と『コンピテンス(自己肯定感)』の信念を持つことによって動機づけられる
自分はうまくできそうだ、自分は有能(『コンピテンス(自己肯定感)』)だと信じることによって、一生懸命に学習に取り組む意欲が湧いてきて、その『プロセス』の中で、自分の可能性を感じられる『自己効力感』を【感覚】として感じられる
例えば、テスト勉強を『自分が得意なもの』から手を付けてやると、『動機』を『維持』できる
③子どもは、『適切な帰属』と『コントロールの信念』を持つことによって動機づけられる
成功や失敗の原因を、適切に能力や努力に帰属させる思考スタイルを身に付けている場合、あるいは自分の【達成行動】をうまくコントロールできると信じている時、『やる気』を『維持する』ことができる(自分自身の『欲求(動機)』のために、自分自身の【行動】を『コントロール』できている状態が、『自己効力感』を感じさせ、自分の世界の『希望』を持ち続けることができる)。
適切な帰属
「運が悪かった」、「あの先生のテストの出し方が悪い」など外部のせいにせず、結果は『自分の能力』と『努力によるもの』だと『主体的』に捉える(人は『主体的』に捉えたものしか『コントロール』できない)
コントロールの信念
うまくいかないことがあっても、また自分で『内発的動機づけ』をおこなうことにより、『やる気』を出せると信じていること
④子どもは、強い興味と内発的動機づけによって動機づけられる
非常に『興味』があるなど、『内発的動機づけ』を持つとき、学習に『やる気』や『ベクトル』を持って取り組むことができる。
例えば、理科のテストがある時、「点数が悪いといい学校にいけないぞ」というより、「理科をよく学べばどんどん楽しくなるぞ」と言って、『内発的動機づけ』をした方が、『点』ではなく、『ベクトル』になり、『未来』に『注目』することで、『発展的』になっていき、『内発的動機付け』に対し、『継続的な効果』がある
⑤子どもは、より水準の高い価値を感じることによって動機づけられる
その学習課題にどのような意味があるのか、それをマスターすることにどのようなメリットがあるのかなど、『より大きなチャンク』から『より意味のある価値観』に『気づき』、『より未来に向けた長期的なベクトル』を生み出し、学習への『内発的動機づけ』が高まる。(『より大きなチャンク』により、【行動】の『目的』を『分化】させられると、『興味』が増え、『欲求(動機)』が複数になるため、【行動】を『維持』できるようになる)
例えば、飛行機が好きな子どもが、理科を学ぶことで、その知識でおもちゃの飛行機を作れることを知ると動機が高まる(『チャンクダウン(それが実現できる理由を知ること)』 も『動機』を強化する『誘引』となる)。
なので、一つ一つ単発に終わるのではなく、『連続的』で『つながり』を持たせて、『動機づけ』すると良い。