今回のブログは、アドラー心理学の5つの理論の『対人関係論』についてカウンセリングクリエイトハートがお話していきます。
5.対人関係論
人間の全ての行動には相手役(想像の世界(『過去の想起』、『未来の予想』などを含む)がいる
人の行動・感情には相手(想像の世界(『過去の想起』、『未来の予想』などを含む)がいます
『対人関係論』=人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である
アドラー心理学では、相手役(過去の別の何人かの相手が『般化』されて含まれている場合も多い)を抜きにして人間の行動は考えられないとみなしている。
相手の行動(過去も含む)に影響を受け、それに対して、人はある感情を抱き、ある行動をして返す。
そして、相手役も自分に向けてある行動をする。
そのようなことを何度も繰り返し、自分と相手役は何度も『ストローク』(『無視』をせず)を与えあって、お互いに多くの『影響(思考、感情、行動パターンなど)』をお互いが、お互いの『主観』を元に『解釈』し、『主体的』に受け止めている。
このようにして、人間はお互いに影響を与え合う人間関係の中で生きている(その時に関係のない人に対する過去の記憶なども含む)。
相手役は自分自身であることもある
自分の中には、いろいろな人格(モード、パート)の自分がいて、1日に4~6万回も言葉を浴びせている(『セルフトーク』)
- 相手役は他者だけでなく、自分自身の中にいる複数の人格の一部(現在の自分、過去の自分、未来の自分など)である時もある
- 『現実の世界の自分』と『想像の世界の自分(『過去の想起』、『未来の予想』を含む)』など性格や価値観、欲求、注目するもの、抱いている感情などの性質が違う『複数のパートの自分』がいる(性格や価値観、欲求、注目するもの、抱いている感情などの性質が違うからパートが分かれる)
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問題に直面した時は、現在意識上に現れている自分と自分の中にいる別の人格(パート、モード)が問答を繰り返して一定の結論に導く(性質が違うために一定の結論にたどり着かないことも多い)
相手を知りたければ、その人が他人とどう接しているかを見よう
- アドラー心理学では、その人を理解したいなら、(『認知論』に加えて)その人の対人関係の『思考』や『行動』などのパターンや方法を観察し、『思考』や『行動』などをまねてみて、『感覚』で感じることが早道であると説いている
- 相手の考え(思考)よりも対人関係(行動)に注目する方が勘違いする可能性が比較的に少なく、観察も簡単で、具体的で分かりやすい(相手がどの人にどのような態度や行動をとっているか)